鶴皿・阪東晃司《中皿・25.0cm》

染付を中心にお願いしている阪東晃司さんからおめでたい鶴のお皿です。

決して派手ではなく、やさしい印象のお皿です。鶴の表情もどことなくはにかんでいるように見えるのは、阪東晃司さんだからでしょうか。

ちょっぴり良いことがあった日、大好きな酒の肴で一献。そんな時のお皿にもどうぞ。

鶴皿

　この鶴の皿は、京都清水で作り継がれてきた御祝のための豪華なお皿です。お正月など、この皿に何かを盛りつけると即、お正月料理になってしまう程のインパクトがあります。

　京の永楽家には、十一代保全の時代に紀州徳川家より賜られた河濱支流という金印が伝わっていて、特に自信作にはこの印を用いられると聞いています。これが押された見事な鶴皿を見たことがあります。それが保全さまの本歌だったのでしょうか、清水でさまざまの人たちがこの皿に挑戦して来られました。

　ようびも阪東晃司さんの腕を信じて粟田の土で挑戦していただきました。安定したよいものに仕上がっていると思います。

工芸店ようび店主真木



	お雑煮にはを添えて。お雑煮には「玉の湯型」に箔で輪違い紋を施したです。輪違いは一つ二つと輪が増えていく縁起の良い文様です。

	と。		いつもの。

			いつものもお雑煮椀と取り鉢に。

扁形皿・鶴・向付

25.0 × 16.0 × 高さ4.0cm

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